仙台牡蠣で牡蠣フライ。大きさがちょうどいいもだ。

デジタルで香水の瓶を撮影しなければならなくなった。ビーズジュエリーで鍛えた腕の見せ所である。

事務所のスペースにライトを組んでセットを作るのだが、たかだか10センチ足らずの瓶を撮るのに3メートル四方ほどの広さが必要になる。

きれいな白バックを作るのに以前は光沢アクリル板を使っていたが、値段が高くキズがつきやすい。今回はインクジェットのA3光沢用紙を使ってみた。これなら形を変えやすいし、汚れたらすぐに交換できて経済的だ。

ところがデジタルだと白バックが均一の白に中々写らない。フィルムの時よりも色の変化が激しく、左右や上下で微妙に色づきがでる。

後処理でバックの部分だけ選択して彩度を落として色をなくしてみた。

今回もEOS5Dを使ったのだが絞り込むとビックリするくらいCCDのゴミの付着が見えてきた。普段は人物を黒目のバックで絞り込まずに撮影することが多いので気がつかなかった。

パソコンで行う1枚当たりのゴミ取り時間だけでも相当なものだ。デジタルでブツを撮るのはモニター確認ができて一見楽そうだが意外と大変だ。

お庭の撮影はフィルムを使って好調に進んでいる。ただし中々天気に恵まれない。曇り空は影が出ないため庭のディティールが出て、それはそれでいいのだが、やはり見開きのページや表紙くらいスカッとした青空の写真を使いたい。

昨日はフジフィルムの会員向け会報誌の作品講評の仕事をした。日本カメラの審査をやったせいか、こういった仕事が増えてきた。

こんな若造がいいのだろうかとも思うが、これも順番だと理解している。

まあ、髪の毛だけは白くて偉そうだからいいか。