毎日午前中に仕事をすまして毎日会場に詰めている。以外とひっきりなしにお客さんが来てくれる。
「日本カメラに昔の米沢の写真が載っているよ」と教えてもらったので開いてみたら、ちょうど僕が生まれた１９６１年前後の米沢郊外の風景が写っていた。東京オリンピックの聖火ランナーが走っている。
その写真は見ていたのだが、てっきり戦後直後あたりの農村の風景だとばっかり思っていた。衝撃的な写真だ。自分が生まれたわずか45年前には米沢はこんなところだったのだ。
撮影場所は「da.gasitaの夏」のキャプション「山の向こう側」に書いた子供の頃に行った山のあたりだ。そこに写っている少年は自分自身と言っていい。
できることならその頃の米沢に旅してみたい。
来週頭からハワイで撮った写真が使われた本が発売される。文庫本サイズの小さな本。
「一日の始まりに開く本」飛鳥新社刊
江原啓之氏の文と写真が組み合わされた本だ。
