富士見台「香菜軒」のカレー。

GW期間中に米沢に帰った。昨年春、米沢を撮り始めてから6度目になる。

2泊の予定で行ったのだが、1泊で東京に戻ってしまった。6度目になるとさすがに撮るところがなくなる。目先を変えようとしても狭い米沢では限界がある。

昨年は35ミリで撮っていたのだが、今年はローライを使っている。ローライはおさまりが良すぎる気がして避けていたところがあるが、使うとやっぱりしっくりする。今後どうするか悩みどころだ。

「ヘキサーシルバー」手に入れた。リコーのGR1を手離し、同じ値段でヘキサーを手に入れたのだ。

目が悪くなってからというもの、ライカのピントが見づらくてしょうがない。それに変わるものをとずっと探していた。ピントがオートで、マニュアル露出ができて、静かなシャッター音。EOS1やRTを使ったりしていたりしたが無粋に思えてくる。なにかないかと考えていたらヘキサーが頭をよぎった。

ヘキサーのシルバーモデルは「サイレントモード」の設定がないが、海外のWEBに「サイレントモード」呼び出しの手順が載っていたので試してみたところ、見事サイレントモードが復活した。

サイレントモードとは、ほとんど無音状態の撮影ができる設定で、初期型ヘキサーのセールスポイントでもあった。しかし、盗撮などの悪用が出たため、その後サイレントモードは搭載されなくなってしまった。

しかし、ロム自体は生きているため、どこかの物好きがそれを解読して設定を復活させる情報を流しているのだ。

ヘキサーのサイレントモードは凄い。シャッター音はおろか、巻き上げ音もまったくしない。ちょっとして物音で撮影音はかき消され、撮影している本人さえシャッターが切れたかどうかわからなくなるくらいだ。

実際に使ってみるとマニュアル露出もやりやすく、ピントもちゃんと合う。ようやくライカのかわりになるものに出会えた。