お鍋が続いたので今日はカレーを作る。

「TOKYO LANDSCAPE」の写真集ダミーを作る。これでもう4冊目だ。

今までの3冊は、一冊はNYに、一冊は編集部に、残りの一冊は手元にあるが、たくさんんの人に見せているうちにもうボロボロになってしまった。

ダミーとはいえ、プリント用紙代、インク代、スプレー糊代なので一冊作るのに7千円くらいかかってしまう。おまけに一冊作るのに2人がかりで丸一日だ。

4冊目でほぼ納得のいくものができた。細かいことを言えばきりがないがプレゼン用には十分だ。今年こそなんとか写真集にまとめたい。ある編集部に打診はしているがなかなか進まない。この御時世、写真集の出版は難しいのだ。しかし他に持っていこうにも、どこに持って行こうか悩んでしまう。

事務所の写真集をひっくり返して発行所を調べてみる。悲しいことに倒産しているところばかりだ。その中で「INAX出版」というのがあった。トイレのINAXだ。建築物や東京物を多く出している。これだ!

ということで今月中に持って行ってみたい。もし、これを見ているかたで「INAX出版」について知っている人がいたら情報を是非mail@satorw.com までよろしくお願いします。

写真集が出ない、とはいえ少ない中にも凄いものもある。藤岡亜弥写真集「さよならを教えて」。昨年度のビジュアルアーツアワード一般部門受賞作だ。http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/vapa2004/ippan.html

東欧を旅した個人的な目線のものだ。この写真集を解説できる力は僕にはないが一見の価値は必ずある。略歴を見ると日芸の出身で野口里佳と同じ学年のようだ。偶然にも僕がよく行く江古田の喫茶店「プアハウス」に来ているようで、共通の知り合いから写真集のことを教えてもらった。

なかなかこういった写真集は手に入りづらい。目に止まったら「買う」が正解なのだ。