CP51の定着液自動補充装置の具合が悪いので、ラッキーのSさんに修理に来てもらう。SさんはアシTと大学で同級生でもある。
診断の結果、吸い上げポンプと弁の交換になった。暗室で作業をしてもらっている間に2Bで棚の組たて。写真関係の本があふれてきているので間仕切りもかねて大きな棚を入れることにしたのだ。
本来縦長のものを横にして設置する。なかなかいい感じにおさまり、本もすべて収納できた。
CP51の修理が終わり、Sさんに業界の話しを聞いていると、「新製品ですけどどうですか」とカタログを出してきた。カラー印画紙にデジタルデータをレーザーで書き込み、現像プリントする機械。ミニラボに置いてある「フロンティア」の大型版。30インチ×20インチの大きさのプリントを作る事ができる。
お値段1200万円。ラボ向けの製品で、意外にもアジア諸国で需要がある。ポートレートを大きく伸ばして飾る習慣があるからだ。日本は小さく焼いてすぐにしまってしまうから、この手の大型機は需要が少ないとSさんが言っていた。
せめてA3サイズに書き込めて200万円なら考えてもいいんだけれど、1200万円じゃあねえ。もっとも機械自体のサイズが大きいから暗室には運び込めないらしい。
さて、調子の良くなったCP51でなにを焼こうか?