入院生活5

快晴。病室から海が見える。

ひと晩たったら、左目のにごりはとれれいた。一安心。

昨日手術した右目の眼帯をはずす。ゆがみはひどいが、手術前より、物の輪郭がはっきりしてくる。
左右のホワイトバランスがとれて、クリアに見える気がする。白いものが鮮やかに見える。
術後の痛みはほとんんどない。

問題の3回目の手術が22日に決まった。ここが正念場。左目のゆがみを直す手術で、完全には元通りにはならないが、できるだけ見えるようにしてもらう。

施術は、白目から先端にハケの付いた極細の棒を入れて、そのハケで眼底をならすらしい。そんな説明を聞いたが、あんまり想像したくない絵だ。

午後、妻が来る。右目の白目の部分が真っ赤に充血しているのに驚いている。
午前と午後の診察でも、先生はこの目を診ても問題ないと言ったので、問題ないのだろう。

夜、左目の視力が不安定になる。と同時に不安にもなる。

テレビで倉本聰の「富良野塾の20年」のドキュメントと「北の国から2002遺言〜後半」を最後まで見てしまう。