入院生活3

6時30分起床。

朝ごはん
スクランブルエッグ」「スープ」「パン」

看護婦さんが眼帯をはずしに来る。
第一印象、「見える」「眩しい」。
ゆがみはまだあるがスッキリした感じだ。ピントが一点にしか合わず、近くのものに焦点がこない。
しかし、手術前は裸眼では生活できないほど悪かった視力が、今は眼鏡なしでも生きていけるくらいになった。
驚いたのは、まだ手術をしていない右目と手術後の左目とでは色の感じ方があきらかに違うということだ。右目だけで見ると、ベッドの白いシーツが黄色に濁って見える。左目はホワイトバランスがとれた感じだ。

11時に診察。術後は順調のようで、簡単に終わる。目が完全に安定するには1年だが、社会復帰は2週間でできるらしい。安心した。

目は数ミリ切開しただけで、縫っていない。だからその後の痛みも少ないし回復も早いらしい。
今の医療技術には驚く。
午後に妻が来る。差し入れは「鯵の押し寿司」。

昼ごはん 
「五目ラーメン」「杏仁豆腐」

夕ごはん
「牛肉と生野菜の味噌ごま風味」「ほうれん草の和え物」