入院生活2

AM7時。血圧103−65。体温35.8
朝ごはん「湯豆腐」

朝から頭が痛い。肩や背中がはっている。
検査で緊張したからかもしれない。看護婦さんに頭痛薬をもらう。

手術は17時からなので、それまではやることがない。

昼ごはんは「カツ丼」。半分の量に減らしてあるが、それでも少し残す。

15時から点滴。頭痛薬がきかないのでもうひとつもらった。

点滴と頭痛薬でウツラウツラする。

17時。車イスに乗せられて手術室へ。ベットに横たわると、まぶたの下に麻酔薬を注射された。針先が眼に迫ってくる瞬間、ちょっとこわかった。
手術は局所麻酔なので、意識はある。左目以外は布で覆われる。
麻酔を打った左目はもう何も見えない「グレーの世界」。強い光を当てられているのだろうが、感じない。
「これから始めます」の声とともにスタート。
チクリとした痛みの後は「フィーン」という機械音しかしない。
今日は左目のレンズの交換のはずだが、そのままなんの痛みも感覚もないまま、20分後に終了。

「無事おわったよ。明日には見えるはずだ」との声に緊張がとける。

術後の1時間は絶対安静で点滴。
1時間後に点滴が終わり、夕食が運ばれてきた。

白いごはんがおいしい。