マーボ豆腐。モヤシのサラダ。

兄、伊太郎102歳。弟安次郎99歳。織物師の撮影。雨模様のどんよりした天気だったが大倉集古館のテラスで撮ることにした。

アシTと編集者に立ってもらいセッティングを繰り返す。なかなかうまくいかない。ほとんど決まっていた場所を変更する。今日はハッセルではなく35ミリ。

15分ほど待ち時間がある。落ち着かなくて辺りをウロウロ。背中の筋肉がこわばる。

お二人が家族に支えられて登場。ゆっくりゆっくりと歩を進める。二人合わせて200歳を超える。まだ現役。ほとんど休みなしで織っているという。

一度立ってもらったら変更はきかない。念入りに立ち位置を決める。「それではお願いします」と声をかけシャッターを切る。三脚につけていたカメラがもどかしくて手持ちに切りかえる。しかし15分の1秒。手ブレが心配になりもう一度三脚に付け直す。

彼らに動いてもらうわけにもいかず、こちらが動き回る。撮っても撮っても「これだ!」という瞬間がない。焦りを抑えるようにレンズを交換し再びせまる。だんだんと寄っていきついには並んだ二人の手のアップまでになった。

そこで撮影修了。時間にして10分くらいだろうか。今日の手ごたえはというと… 明日の現像仕上がりが楽しみなようでこわい。

次の撮影の前に銀一に寄りエプソンプリンター用のライソンモノクロインクカートリッジを購入。前から一度試してみたかったのだ。

八重洲の現場から杉並の堀内カラーへ。師走に入ったせいか雨のせいなのか凄い渋滞。暗室に戻りらいソンを試してみるが銀一に置いてあったサンプル写真のようにきれいにあがらない。設定のせいか。