白龍で夕食。鶏と栗とピーマンのピリ辛炒め。

アシTの風邪はひどく今日も休ませることにした。吐き気が止まらないらしい。

午前中メールの返信や雑用を済ませる。その中にはサイトで注文をうけた写真集の発送も含まれている。「旅するカメラ」を出してからというもの1週間に数冊のペースで注文が入るようになった。以前は1月に1冊ということも多かったから「旅するカメラ」さまさまである。

本を読んでくれた人が注文してくれるというのは、渡部のパーソナリティを知った上で写真に興味が出てきたからということだろう。自分のことを知ってもらうというのは大事なことだと痛感する。「写真集を作った。さあ見てくれ!」ではなかなか賛同を得られないのかもしれない。

写真集を毎年のように出している写真家齋藤亮一さんが「写真集を作るのは簡単。でも売るのは大変なんだよねえ」としみじみ話していた。日本写真協会賞まで取った写真家のつぶやきとしては重い。

ソニー銀行に行って撮影。イメージカットなのだが、店舗を持たないネット銀行だからなやむ。オペレーターの女性にモデルになってもらうことにした。一人で機材を抱えてエレベーターを登ったり降りたり。2人でやる時の3倍の労力を使う。

まだ満足に仕事がなかったころからアシスタントをつけている。助けが一人いることで写真の上がりがよくなればいいと考えていたからだ。手を抜くとすぐにバレルのが写真。だから一手間を惜しむことはしたくない。

しかし颯爽と一人でライカで仕事というのにも強く強くあこがれる。隣の芝生は真っ青に見えるのだ。