森ビルとアートコレクティブ チームラボが新しく作ったデジタルアートミュージアムに行ってきた。前売り定員制だから、夏休みに入ったらしばらく入れないだろう。
お台場の大観覧車の下にある巨大な施設に520機のコンピューターと470のプロジェクターが設置されている。
https://www.team-lab.com/news/borderless02
プロジェクションマッピングを体験できる仕掛けだ。映画のように座って見るのではなく、動き回って見るる。見る順番も見る時間も自由だ。解説もほとんどない。というか意味をなさない。
体や置いてあるものを動かすと映像が変わる。インタラクティブというやつだ。相互関係によって物事が変わっていく。
現時点ででは平面映像だが、数年後には間違いなくホログラム立体映像になる。「助けてオビワンケノービー」よりも進んだ世界がやってくるわけだ。
会場は真っ暗でそこへ強烈なプロジェクターの光が入り込むから目と頭が疲れる。最初のブースですでに酔ってしまった。
楽しいが落ち着かない。
平面で静止している写真は映像作品に比べて楽しくはないが落ち着く。この辺が生き残る道なのかもしれないな。
夜、東大でで講義を聞く。その日はちょうど「関係性のの美学」の話だった。一方向から双方向への流れの話で、行き着いた先がコレクティブ集団のチームラボということか。
2000年以降は体験と経験がアートと呼ばれるようになった。たしかに写真の展示もすっかり体験型になっているな。